永山永山

こんにちは、永山です!

僕はこれまで建築業歴15年で、800件以上の案件を経験してきました。
特に家全体のプランニング、間取りの提案を得意としています。
注文住宅の営業経験もあるので、業者側の視点もいれつつ、レスコハウスの率直な意見をお話ししていきます。

まず、この記事を読んでるということは、

「レスコハウスって実際どうなの?安心して依頼できるの?」

という疑問があると思います。ハウスメーカーや工務店をネット検索(知恵袋など)すると雨漏り、欠陥住宅といった悪い評判や口コミもありますしね。

まず大前提として「会社を良い悪いの二択では評価できない」という事実があります。どれだけ有名な会社でも「Aさんは絶賛してるけど、Bさんには微妙・・」というのはよくある話ですよね。

例えば、食べログで4点と評判の良いイタリアンのお店に行っても「パスタがあまり美味しくなかった」と感じることがあるように、

注文住宅も「会社とお客さん、担当者が誰で、設計は誰がするか、工事内容、土地の状況はどうなのか」という関係性によって評価が変わる訳ですね。

ですが現実問題として、注文住宅は同じ条件で工事することは2度とないので、あらゆる会社の評判や口コミは参考材料の一要素でしか使えません。

なので、この記事にレスコハウスの口コミを掲載してますが、建築業者を選ぶときは他人の口コミを鵜呑みにせず「自分自身の基準(価値観)」で良い悪いを判断してください。

具体的には、

  1. 業者を選ぶ基準を明確にする
  2. 複数の業者に相談する
  3. 消去法で自分に合った会社を選ぶ

といった感じですね。(あとで詳しく解説します)

では早速、「レスコハウスに見積もり相談すべきか」という疑問について。
僕個人の意見は、災害に強い安全な家が欲しい人なら、

永山永山

見積もり依頼すべき最有力候補

といえます。

その理由も含めて、まずはレスコハウスの全体像から順番にお話しします。




レスコハウスの会社概要

会社名 株式会社ヒノキヤレスコ
設立 1966年(昭和41年)4月14日
資本金 5,000万円
代表取締役社長 上村 耕一
本社 東京都文京区後楽1-4-14 後楽森ビル12F
商品 注文住宅(キューブフィット)、企画住宅(キューブセレクト)、賃貸・併用住宅(タウンコード)、平屋(キューブワン)
展示場 横浜、さいたま新都心、立川、松戸

レスコハウスの全体像として、以下の2つを解説します。

  1. レスコハウスの特徴
  2. インターネットの口コミ

レスコハウスの特徴・メリット

レスコハウスのメリット

レスコハウスは元々コンクリートパネル製造をしており、現在はコンクリート住宅に特化した会社です。レスコハウスはヒノキヤグループの子会社であるため、ヤマダホールディングスのグループ会社という位置づけ。創業50年を超え、建築棟数が15000棟と実績も豊富。そして旧建設省と共同で開発した災害に強い「WPC工法」が最大の特徴といえます。

他にも、

  • 地震、火災、風水害に強いため、メンテナンス費用を抑えれる
  • アフターに「心配レス60年保証プログラム」を採用
  • PCパネルと断熱材の組み合わせ、空気層をつくることによる高断熱仕様
  • さらに二重壁四層構造のため、遮断性も抜群

といった特徴があります。

ちなみにレスコハウスの価格・坪単価は50万円~90万円台と当然ですが、木造住宅よりも高い設定。その分、コンクリート住宅の強みである耐久性は他社では真似できません。定期的にキャンペーン(災害に強い家づくりフェア)もしてるので、パンフレットだけでなく実際の展示場をみて肌で体感するのがお薦めです。

レスコハウスの口コミ

(e戸建て)https://www.e-kodate.com/bbs/thread/9704/

レスコハウスで建てて6年過ぎました。当時、自由設計は物凄く高かったけど、企画なのでかなり安かったです。間取りは外壁の形と内部の強度壁以外はいじれたので、セミオーダーシステムという感じです。44坪でメーカーに支払った額は2500万円(屋上なし)。地盤の補強がいると言ってた人がいるけど補強なしでした。確かに間取りの自由度は余りないし、吹き抜けとか、大空間とか、しゃれた雰囲気は作れない(金に糸目をつけなければ可能か?)のは確かですがその辺に無頓着な人にはいいところは一杯あります。第1に家が静か。第2に内壁、床、階段、窓枠、建具等が殆ど狂わない。シロアリ対策がいらない。暖房費がかからない。今までメンテナンスは物入れの扉の狂い修正くらいです。地震は起こって見ないと分かりませんが、安心感はありますね。

レスコハウスで2年前に新築しました。
防災を考えてのことです。

宣伝費をよそよりかけていないことと内装に高級感がない事、それからコンパネを使っているので
現場での作業が短期間ですみ、単純なのがコストを下げているんだと思います。

展示場に行ってよそのハウスメーカーと比べてみれば内装はたしかに高級感がありませんでした。
見た目もおしゃれじゃない。積み木を積んだみたいな家ですが、うちはそれよりコストが下がった方が良かったし質実剛健な感じも家としていいと思ったので決めました。

実際に住んでみたら音も漏れにくいのでピアノを弾いていても外からでは気になりませんし
冷暖房のききもよく快適です。
屋上が利用できるのでオール電化にして、ソーラーを乗せ・エコ給湯も入れたのですが前に住んでいた家と比べて光熱費がほぼ通年で半額に抑えられるようになったことも満足しています。

入居して3ヶ月です。
他のHM廻りをして耐震・耐火性・価格は?結構勉強していただきましたので決めました。
東京近郊に2階建てで、ソイルテックコラム工法で地盤改良もし、ダブル配筋でもう安心と思っておりましたところ、2回程有感地震に遭遇しました。1回目は震度2でゆらゆら。
2回目は震度3で短いですが突き上げるような感じでした。
何れも2階のベッドの上で床が動いている感じです。
1階にいた家族は、天井がガタガタいっていたといいます。
PCパネルの性質がこのような現象なのでしょうか?
実際に住んでみて、今後、大地震がきたときに耐えきれるか100年住宅のうたい文句に安心していて大丈夫かと心配になりました。
既に入居されていてWPCの内情に詳しい方のご意見をお聞かせ願えればと思います。

自宅をレスコハウスで建て替えてから12年目に入りましたが、安全性に問題なく、安心して居住しています。
当初はヘーベル板に代表される「ALC」にしようと思っていました。しかし、茂原を襲った突風や地震の状況をみると、ALC板は飛ばされたり、木造家屋の瓦などが、刺さったりしたことで、20年前にPC板を使用しているメーカー(バブル期で、レスコハウスからは繁忙で受注は断られました!そこで、同工の法他社)で実家を立て替え、結構良かったですがそのメーカーは精算。そこで、自宅を立て替える時、パルコンとレスコに見積を依頼しました。前面道路が広くなかったので、パルコンは板が大型なので、地価車庫などを壊し、重機を入れて建設するしかない!との提案でNG。レスコは板が小型なので、問題なく発注。関東大震災クラスの地震に耐えるようにお願いしたところ、追加費用殆ど無しに、地下室型の箱基礎に変更してくれました。基礎施工に大分時間が掛かりましたが。お陰で、地下収納は増えるし、今回の東日本大震災でも全く問題はありませんでした。当時、建設工事をみていた近隣の工務店社長が、周りが倒れてもお宅だけは大丈夫だよ-との声掛けをもらいました。
 ちょうど10年保証が切れる寸前に、屋上から2Fに雨漏り(床板が変色水分で柔化)がしていることが分かり、3回ほど修理対応してくれ、3回目(11年目)には原因箇所もウレタン塗装で止まり、その部屋の床修理のみならず、石膏ボード交換、全体のクロス張り替えまでしてくれ、全く綺麗になりました。
同社(施工、技術、保証)の誠意を感じているところです。今後も、建設するとしたら、同社が第1候補となるでしょう。

レスコハウスの新しい口コミ、評判

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良い口コミもあれば、一部ですが悪い口コミもあります。
レスコハウスは創業50年以上、15000棟販売と実績が多いので、色んな意見があるでしょう。
全員が良い口コミだと印象操作されてるのか?と逆に不安になります。

一個一個の口コミを吟味してもあまり意味がないので、共通点だけいうと担当者とお客さんの関係性で満足度は大きく変わるというのが僕の意見です。

最初に会社単体だけを評価できない、といいましたが「会社とお客さんの関係」よりも「担当者とお客さんの関係」のほうが影響は大きいと僕は考えています。これは、完成された形ある商品を売るのと違う、注文住宅ならではの事情。一般的にどのハウスメーカーでも同じことが言えると思います。

なので口コミに左右されず、実際に業者に相談しつつ、自分の基準(価値観)で業者を選定する意識が重要になってきます。

レスコハウスの評判まとめ

最後にまとめると「会社単体で良い悪いは判断できない」という前提を踏まえた上で、

  • 旧建設省と開発した災害に強い「WPC工法」
  • 地震、火災、風水害に強いため、メンテナンス費用を抑えれる
  • アフターに「心配レス60年保証プログラム」を採用
  • PCパネルと断熱材の組み合わせ、空気層をつくることによる高断熱仕様
  • さらに二重壁四層構造のため、遮断性も抜群

という特徴は、災害に強い安全な家が欲しい人にお薦めです。

あとは担当者と直接話をして、実際に体験した印象から「自分の基準」で業者を選ぶのが大切です。

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